皆さんは焼酎にも種類があるということはご存知でしたでしょうか。
この記事では、甲類焼酎と呼ばれる焼酎についてご紹介したいと思います。

1.甲類焼酎とは

かつて新式焼酎と呼ばれていた焼酎のことを指します。
2006年5月1日より施行された、酒税法改訂を受けて甲類焼酎と呼称されるようになりました。
日本の税法上、アルコール度数は36%未満になるよう仕込む必要があるため、アルコール度数は低めです。

甲類焼酎は原料を瓶壺に仕込み、時間をかけて蒸留される伝統的な乙類焼酎とは違い、連続式蒸留機と呼ばれる機材で仕込まれています。
原料には安価な酒粕や廃糖蜜が使われており、これらを発酵させた上で何度も蒸留し、高純度のエタノールを生成。
その後加水し、アルコール度数が36%未満になるよう調整されて完成する焼酎です。

この製法でつくられた焼酎は、焼酎独特の原料や麹の香りがほとんどないことが最大の特徴です。
また色も無色透明ですので、本当に「薄いエタノール」とでもいった風情で本当にクセがありません。

2.甲類焼酎の使われ方

甲類焼酎の特徴であるクセのなさを生かし、割り材として使われることが多いです。
例えば、良くコンビニエンスストアやスーパーマーケットでも販売されている、安価な缶入りのチュウハイや、サワー、カクテルや果実酒のようなお酒は、基本的に甲類焼酎を割り材として製造されています。
また梅酒のような果実酒を、自宅で漬けられている方なら良くご存知の、ホワイトリカーもこの甲類焼酎です。

また安めの居酒屋が出すカクテルにも、この甲類焼酎が使用されています。
カクテルや酎ハイ用のシロップに、水と甲類焼酎を混ぜてつくられているのです。
また割り材として以外でも、ストレートやお湯割りで楽しむ方が増えています。

飲み味がすっきりとしているので飲みやすく、糖分は全てアルコールになっているので、糖質はゼロですし、脂質もゼロ。
そのため非常に悪酔いしにくく、二日酔いになることなく翌日もすっきり起きられるということで愛飲されているようです。

3.甲類焼酎の値段

甲類焼酎は基本的に、大手企業が大規模な蒸留設備を使って製造されているので、非常に低コストなだけでなく、大量生にも向いているお酒です。
そのため価格は非常に安く、気軽に飲めるお酒として広く親しまれているといえるでしょう。
それだけに、お酒買取りで売却した場合に高額査定がつくことはありません。